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Business Column

お仕事コラム

管理栄養士

話題の従業員の健康から企業を良くするアプローチ方法

最近、企業が従業員の健康から経営を考える健康経営が話題になっています。
従業員の健康管理を経営の視点から考え対策をとることで、企業の健康的な経営を目指す考え方です。
一見、健康と経営はイコールにならないような気がしますが、実は密接な関係にあり、未来の投資にできるのです。

しかし、手間やコストをかけずに従業員の健康管理を行う方法を知っている企業や総務はそれほど多くありません。
これから管理栄養士の目線からみた“企業が効率的に従業員の健康管理を行う方法”をお伝えしていきます。

企業の労働対策

少子高齢化が進む日本は、働き手となる労働力人口(生産年齢人口:15歳~64歳)が減少の一途をたどっています。

人口減少のなか労働力を増やすためには、働き手を増やす(出生率の増加や高齢者の勤労促進など)、もしくは生産性を上げるしかありません。

労働生産性を上げるために、国や企業はプレミアムフライデーや健康経営、働き方改革など様々な対策をとっていますよね。

しかし、企業がどれだけ「従業員が健康で活き活きと働けるように」と願い、対策を講じても従業員ひとりひとりがライフスタイルを変えなければ意味がありません。

企業は、従業員がライフスタイルを整えようと意識するきっかけを与える必要があるのです。

例えば、社内メールなどで従業員に呼びかけるのも一つの手です。低コストで健康経営を見直すことができます。

でも、具体的に何を従業員に呼びかければよいのでしょうか?伝えるべきことはたくさんあると思いますが、まずは食事の面からアプローチしてみましょう。

これから何をアプローチすれば良いのかを説明していきます。

楽して健康を手にいれる!

近年、健康を意識した宣伝や話題が多くあり、特に、「○○で簡単にダイエット」「おすすめ!○○は健康にいい食材」など食に関する情報が溢れています。

様々な健康方法があるなかで、食事改善を実践するのであれば、簡単にできる方法だとアプローチしやすいですよね。

食事を改善するのは大変そうとイメージする方も多いと思いますが、実は1日の食事の内、1食だけでもバランスの良い食事にする意識をするだけで健康増進に繋がるんです。

私たちが生命を維持するために、活動するために食事は必要不可欠な存在です。1日の中で食事は1回だけではなく、朝食・昼食・夕食など、何食か食べますよね。

それぞれの1食1食が積み重なり私たちの身体はできているからこそ、1日1食だけでもバランスの良い食事にする意識が大切なのです。

「仕事の時間帯が不規則で、食事時間がバラバラな方」や「ほとんど料理をせず、外食が多い方」にとっては、1食だけでもバランスの良い食事に改善するのは大変だと思う従業員もいらっしゃると思います。

しかし、バランスの良い食事は「自分で料理しないとできない」「一汁三菜でなければならない」と思っていませんか?

外食でもできる『食事のバランスを良くする方法』をお伝えします。

外食=不健康は間違い!?

外食でバランスの良い食事にするためは、メニューの選び方が重要になります。例えば、外食やお惣菜・お弁当を買ってきて食べる中食の場合、野菜不足になりがちです。

忙しくても手軽に食べられる「菓子パン」「麺類」「丼物」など、野菜の少ない食事を何日も続けてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

外食や中食でも、簡単にバランスの良い食事にできるメニューの選び方をご紹介します。

◇パンは選び方次第

パンの場合、サンドイッチやハンバーガーなどで具材が多いメニューを選ぶと、色々な栄養が摂れます。しかし、具材によっては脂質が多いのもがあるので少し注意が必要です。

サンドイッチなら、野菜やお肉が入ったBLTサンドがオススメです。また、食パンのサンドイッチではなく、バケットのサンドイッチを選ぶと噛む回数が増えるので、同じ量でも満足感が違います。

ハンバーガーの場合は、チキンやフィッシュにすると、少し脂質が抑えられます。また、チーズバーガーはテリヤキバーガーなどに比べ、意外にもカロリーが低めです。

野菜が少なめのメニューを選ぶ際は、サラダやスープなどサイドメニューの追加をオススメします。

◇麺類で野菜たくさん

ラーメンやうどんなど麺類は、タンメンやちゃんぽんなどの野菜が多いメニューを選ぶか、トッピングを追加しましょう。

野菜は、加熱するとかさが減ります。サラダなど生で食べるより、多くの野菜を食べることができるんです。

トッピングは、もやしやネギ、メンマなどの野菜や、わかめやきくらげなどの海藻類を選ぶとボリュームがアップします。糖質や脂質代謝を助けてくれるビタミンB1やビタミンB2を多く含む豚肉や卵もオススメです。

また、最近は全粒粉の麺を提供するお店や商品も増えています。全粒粉麺はビタミンB1が豊富ですので、変更できる際は、ぜひ全粒粉麺を選んでみてください。

◇定食を選ぼう

社食など外食では、たくさんのメニューがありますよね。様々なメニューのなかでも定食は、主食・主菜・副菜・汁物が揃っており、バランスの良いメニューが多くあります。

定食のごはんは、白米よりも食物繊維やビタミンが多い玄米や雑穀米がオススメです。

お弁当の場合は、副菜が多い幕の内弁当や、「1/○日分の野菜」記載がある野菜が多く摂れるメニューにしてみましょう。

ご紹介したのはほんの一部ですが、こうした工夫だけで、よりバランスのとれた食事をとることができるんです。

遺伝子検査 自分の体質と向き合う

外食でもメニューの選び方を工夫するだけで、食事のバランスを整えることができますが、より簡単にメニューを選ぶ方法があります。それは、自分の体質を知るということです。

人の身体には、それぞれの体質があります。体質が異なるということは、身体をつくる遺伝子の配列が人によって異なるということです。

「炭水化物」「タンパク質」「脂質」を代謝しやすいか、代謝しにくいか、どのように意識して食事を摂ったほうが良いのかも遺伝子によって違います。

また、生活習慣病などの疾病リスクがあるかどうかも遺伝子レベルでわかるのです。

自分にとってどんな食事や栄養が健康に効果的なのかを知っていると、効率的にかつ効果的に食事を改善することができ、メニューの選び方も簡単になります。

また、遺伝子結果を食と栄養の専門家である管理栄養士に解説してもらえば、より具体的に食事について知ることができるんです。体質や生活にあったオーダーメイドなアドバイスをもらえるので、すぐに実践することができます。

管理栄養士について詳しくはこちら

従業員が食事を改善する、ライフスタイルを整えようと意識するきっかけとして、遺伝子検査を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

まとめ

企業が効率的に従業員の健康管理を行いたければ、従業員ひとりひとりがライフスタイルを整えようと意識するきっかけづくりが重要です。

まずは、毎日欠かせない食事を1食でも意識してもらえるように呼びかけ、社内環境を良くしていきましょう。

私たちの身体は、1食1食の積み重ねによってできているからこそ、1日1食だけでもバランスの良い食事にする意識が大切なのです。

従業員の健康管理にもう一歩踏み込みたい場合は、自分の体質を知ることができる遺伝子検査を福利厚生として導入するのはいかがでしょうか。

遺伝子検査についてもう少し詳しく知りたい方はこちら

健康経営により従業員のライフスタイルが整えば、仕事の生産性アップやモチベーションアップにも繋がり、結果的に企業の利益に繋がります。企業側の健康経営の積極的な取り組みは、コストではなく未来への投資となるのです。